【Linux】VMwarePlayerで3Dアクセラレータが動かない問題
ホストがLinuxでゲストにWindowsXPを入れて動かした時に3Dアクセラレータが有効にならない現象が起きていた。解決方法がわかったので記事にします。
問題の現象
ゲスト起動時に色々表示される。
- No 3D support is available from the host.
- Hardware graphics acceleration is not available.
- Hardware graphics acceleration is not available.
dxdiag.exeを起動して確認してみても
Direct3D アクセラレータ: 利用できません
解決方法
手順としては以下の2つ。
1. 仮想マシンの設定で3Dアクセラレータを有効にする
WMwarePlayerのEdit virtual machine settingsでDisplayの中の'Accelerate 3D graphics'にチェックが入っているかを確認。チェックが入っていない場合はチェックする。
2. '~/.vmware/preferences'を編集
'~/.vmware/preferences'にVMwarePlayerの設定が書かれているので、テキストエディタ等で最後の行に「mks.gl.allowBlacklistedDrivers = "TRUE"」と追記。
一応、次のコマンドで追記できます。
~$ echo 'mks.gl.allowBlacklistedDrivers = "TRUE"' >> ~/.vmware/preferences
確認
上記の手順で3Dアクセラレータが有効になるはずなので、仮想マシンを起動して確認します。
ゲスト起動時に何も表示されなくなりました。
dxdiag.exeでも確認してみます。
ちゃんとDirect3D アクセラレータ: 使用可能になっていますね。
おわりに
簡単に解決できたけど、調べないと分からないですね。
そういえばXPのサポートが終了してもう5年も経つんですね。ウイルスとか怖いんで仮想マシンの設定でHost-onlyにしてインターネットには繋がらないようにしてます。まぁ、これでWindowsのゲームがプレイできる!