【Linux】exFAT でフォーマットしたHDDが安定しない
題名の通り。
Linux で exFAT を使うのはあまり良くないのかしら?
はじめに
今まで外付けHDDは exFAT でフォーマットして使用していました(Windowsでも読み込めるように)。
バックアップ用として新しい外付けHDDを exFAT でフォーマットしたところ不具合が出ました。
新しい外付けHDD以外は exFAT で問題なく動作しています。
ハード と fuse-exfat との相性の問題なのかなと勝手に思っています。
構成と症状
構成
- マシン: Raspberry Pi 3 Model B
- OS: Raspbian 9 Stretch
- HDD: Seagate BarraCuda 3.5 1TB
- HDDケース: RSHTECHのやつ
症状
- 書き込みが遅い(約250GBで16時間掛かってましたorz)
- I/Oエラー頻発
USB2 での接続になるので速度はあまり期待していませんが、16時間はかかり過ぎ。
ちなみに、私のノートPC(Debian) に接続してマウントしても同様の症状。
そして、アンマウントで固まる。
df コマンドを打つと「通信端点が接続されていません」と表示された。
解決策
パーティションを切り直したり、フォーマットし直したりしましたが、やはり改善されませんでした。
根本的な解決ではありませんが、私の環境では NTFS にフォーマットすることで不具合は解消されました。
同じような症状になっている方がいれば NTFS を試してみると良いかもしれません。
おわりに
exFAT も NTFS もWindowsのファイルシステムなのでLinuxではしばしば融通の効かない所があるようです。サポートはされているようですが、オープンソースじゃないしね。
私自身「Linuxで運用する場合どちらが安定しているか」とかは、よく分かっていません。
ただ、上記の構成で私の場合 NTFS にしたら改善したよってだけの記事。
何かの参考になれば幸いです。