turtlechanのブログ

無知の私がLinuxをいじりながら書いていくブログ

【Linux】QuickViewer という画像ビューアが快適だった(webp)

皆さん画像ビューアは何を使っていますか?
今回「QuickViewer」という画像ビューアを使ってみたらすごく快適に動作したので勝手に紹介しようと思います。

まえおき

私が「QuickViewer」を使い始めた経緯なんかを書いておきます。
読み飛ばしていいです。

経緯

ざっくり

  • HDDの寿命が近そう、移行しよう。
  • 写真(jpeg)が未整理で容量喰ってる。懐かしくて消せない。
  • webp に圧縮して容量空けよう。
  • Viewnior じゃ開けないじゃん、なんかいいビューアないの?
  • QuickViewer すげー。

長々説明

データ保存用のハードディスク(HDD)の使用時間が30,000時間を超えたので、データを整理して新しいHDDに移行しようと思って整理を始めました。
そしたら大量の画像ファイル(写真)が結構な容量を喰っていて、全く整理されていなかったんですよ。デジカメやスマホで撮った jpeg をそのまま突っ込んでいるので。。。
皆さんは定期的に整理してますか?
開いて見てみると懐かしいなぁと思ってどうでもいい写真も消せないんですよね。なので、大事な写真は jpeg のままにして、大事じゃないのは webp に圧縮して容量を抑えようと考えました。
Linuxで webp を開けるビューアって少ないんですよ。そこでインストールが楽で比較的軽い「QuickViewer」に出会いました。

余談

なぜ WEBP にしたか

Google開発なので、今後はもっと普及すると思うっていうのが第一の理由。
また、圧縮率が高いわりにはデコードも高速なのでバランスがいいと思います。Android端末でもデフォルトで開けるので楽。

BPG というフォーマットもあるが、HEVC の特許の一部が含まれているだかで普及は難しいようです。Android端末では開けないので、使い回しがしにくい、デコードは少々時間が掛かる。今回は却下。だが、個人的にはかなり好きなフォーマットです。

QuickViewer

前置きが長くなりましたが、ここからが「QuickViewer」の話です。

機能

QuickViewer
URL: https://kanryu.github.io/quickviewer/index-ja

上記の「こういうソフトです」や「機能紹介」で書かれています。
わざわざ書く必要もないので私が特に気に入った部分のみ紹介します。

  • AppImageなので、依存パッケージとか不要
  • 起動が早い
  • 画像の切り替えが一瞬(先読みのおかげ)
  • 次世代フォーマット(webp, jpeg2000, jpeg xr)に対応してる
  • シンプルな表示(ウィンドウ内に画像のみ表示)ができる
  • zip等、直接読み込める

手軽に試せるので一回使ってみるといいと思います。

インストール

インストールというより起動方法かな。

QuickViewer に飛ぶ。

QUICKVIEWER PROJECT のページ01

少し下にスクロールして、ダウンロードの「ビルド済みリリース版」をクリック。

QUICKVIEWER PROJECT のページ02

ビルド済みのファイルが置かれているページに移動するので、「QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage」を探し、クリックしてダウンロード。
※最新版は 1.1.8 らしいが、AppImageファイルは 1.1.1 以前の物しかない。

QuickViewer の github ページ。

kanryu/quickviewer github01

v1.1.8 に AppImage はない。

kanryu/quickviewer github02

v1.1.1 の AppImage をダウンロードする。

kanryu/quickviewer github03

ホームディレクトリにでも保存してください。

ダウンロードのダイアログウィンドウ

AppImageは実行ファイルなので、実行できるように実行権限を付与します。
とりあえずターミナルを起動して以下のコマンド。

$ ls -l ~/QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage
-rw-r--r-- 1 turtlechan turtlechan 26901336  3月  1 00:00 QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage

パーミッションが「-rw-r--r--」になっていると思うので、以下のコマンドで「-rwxr-xr-x」にします。

$ chmod 755 ~/QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage

確認します。「-rwxr-xr-x」になっていればオッケーです。

$ ls -l ~/QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage
-rwxr-xr-x 1 turtlechan turtlechan 26901336  3月  1 00:00 QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage

以下のコマンドで起動してみます。

$ ~/QuickViewer-1.1.1-x64.AppImage
Database: connection ok

QuickViewer のウィンドウ

問題なく起動するはずです。

 

ホームディレクトリに置いておいても問題はないですが、
QuickViewer ファイルをPATH(環境変数)の通っているディレクトリに移動してファイル関連付けで設定した方が利便性があると思います。
その辺の設定はお好みでお願いします。

使い方

QuickViewer公式で日本語対応しているし、機能紹介もされているのでそちらを見ながら自分でいじってみるのが一番かと思います(投げやり)。

設定ファイルは「~/.quickviewer/」ディレクトリが作成されその中にあるようです。

おわりに

Viewnior をメインに使っているけど、QuickViewer に乗り換えようかな。
画像ビューアを探している人は是非一回使ってみて下さい。きっと快適に動作します。

何かの参考になれば幸いです。

 

※この記事は QuickViewer の作者様とは一切関係ないので、この記事に不備があっても私の責任です。
間違っても作者様に迷惑のないようにお願いいたします。